●視覚障害者に接する時・知ってください!

笑顔で握手をする視覚障害者とボランティアの写真

はじめてのあいさつ

@あいさつをする時は見える人から声をかけてください。
A握手をしてください、それによって背の高さなど、体格がわかり親近感を持ちます。
B自己紹介は、はっきりとしてください。

視覚障害者とガイドするボランティアが動き出す写真

基本の形

@ガイドをする人は、視覚障害者の横、半歩前に立ち腕を自然に下げます。
A視覚障害者は、ガイドする人のひじをかるくにぎります。ガイドする人が半歩前を歩きます。
注意:いきなりひじをつかんだり抱きかかえたり、うしろから押したりしてはいけません。

階段を降りる視覚障害者とガイドするボランティアの写真

階段では

@階段はできるだけまっすぐ近づきます。
A階段の手前で必ず立ち止まり、上るか下るか声をかけます。
B最初にガイドする人が上り又は下り、視覚障害者があとに続きます。
C階段の終わりでも、上り下りが終わったことを知らせます。
D段差や短い階段を通るときは、何段上がります,何段下りますと伝えます。

狭いところを移動する視覚障害者とガイドするボランティアの写真

狭いところでは

@バスや電車のつうろなどの狭い所を通る時は、ガイドする人が先に立ち、手を背中にまわし、狭い所を通る事を視覚障害者に話してから、前後に並んで通ります。
A座席などに座らせるときは、ガイドする人が横向きに入り、視覚障害者も横向きに歩くように知らせます。

視覚障害者へコーヒーの位置を知らせるボランティアの写真

テーブルでは

@テーブルについたら、正面にある物を知らせて確認してもらいましょう。
A確認できた物を中心にして周りの物の位置を知らせます。(時計の文字ばんにたとえて説明することもできます) 
例:「3時の所に水の入ったコップ、9時の所にコーヒーがあります」などの工夫をしてください。

視覚障害者へイスの位置を知らせるボランティアの写真

イスの場合

ガイドの手をといて、イスの背もたれに手を触れさせて、腰掛けるように知らせます。ベンチの場合は、正面から近づき、白じょうか足がベンチに触れたら、手でベンチを確かめてもらいます。

視覚障害者と盲導犬の写真

盲導犬に対する注意事項

@仕事中の盲導犬に声を掛けたり、さわったり、ハーネスやハンドルひき綱等をつかんだり、引っ張ったりしてはいけません、盲導犬が主人の命令をきかなくなる場合があります。
A盲導犬に食べ物を与えないでください。

方向を知らせるボランティアと位置を確認する視覚障害者の写真

方向と位置

@町で白い杖をもった人が立ち止まって考え込んでいる場合には、方角がわからなくなって困っている時かもしれません。
A方角や場所を教えてあげる時には、右、左、前、後ろとか、何メーター先など正確な情報を知らせます。